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2016年7月11日
JA本渡五和温州部は7月11日、天草農業研究所で極早生温州みかん研修会を開きました。2016年産極早生温州みかんの高品質果実生産のため、フィガロン散布とマルチの被覆の徹底を図りました。
今年は表年で、着果量は多く、肥大は例年よりやや大きく順調に生育しています。現在の生育状況をもとに、品種ごとのマルチの適期被覆と効果、フィガロン散布のタイミングについて確認しました。吉田駿二指導員は、「昨年以上にフィガロン散布を徹底し、高品質果実の生産を進めましょう」と呼びかけました。
極早生温州みかんは、部員70人で栽培面積約12ヘクタール。品種は「肥のあかり」「豊福早生」を主体に、今年度生産目標220t(昨年対比110%)を目指します。7月下旬には、効果的なマルチ被覆ができているか全戸確認し、9月中旬の出荷に向けて栽培管理後半の品質向上を図ります。
2016年7月8日
天草畜産農協は7月8日、天草市の天草家畜市場で子牛品評会を開催しました。優秀な子牛を管内に保留し繁殖雌牛群のレベルアップを図ることを目的としています。天草管内から13頭が出品され、五和町の泉法明さんの「いろは号」が優等賞1席に輝きました。
優等賞1席に輝いた「いろは号」は、日齢262日で体高117.4㎝。血統は、父が「美津照重」、母の父が「平茂勝」、母の祖父が「安平」。
天草畜産農協の井上美智信課長は、いろは号について「特に、横から見た前駆・中駆・後駆の移行が良く、幅、深みに優れていた。」と審査講評を述べられました。今回出品の牛は、17日に行われた子牛セリに上場され高値で取り引きされました。
その他の優等賞入席牛は次のとおりです。
▽2席 かなてる号 山形啓補(五和町)
3席 きた2号 岡田敏秋(五和町)
2016年7月3日
JA本渡五和青壮年部と女性部は7月3日、JA本渡五和本店で「JA本渡五和基本農政確立研修会」を開きました。青壮年部、女性部、JA役職員あわせて約250人が参加。九州農政局熊本支局支局長の宮川弘幸氏が、「最近の農業情勢」について講演を行い、TPP大筋合意の概要や品目毎の農林水産物への影響、総合的なTPP関連政策大綱について理解を深めました。
参加者からは、TPPの発効基準について質問するなど熱心に研修会に参加し、わかりやすい内容だったなどの感想が聞かれました。主催者を代表して大塚陽介青壮年部長が、「TPPをはじめ農業情勢の理解と情報の共有を図り、皆で取り組みましょう。」と挨拶を述べました。
このほか研修会では、熊本地震が農業関係にもたらした被害状況と復興に向けた取り組みも紹介されました。
2016年6月21日
宝酒造株式会社より、JA本渡五和管内で収穫した特産のあまくさ晩柑を使ったチューハイ「タカラCANチューハイ「直搾り」日本の農園から《熊本産あまくさ晩柑》」が6月21日から新発売されました。同ブランドで、晩柑を使用するのも、熊本産の果実を使用するのも今回が初めて。同JAは、今回の限定販売の原料として、あまくさ晩柑15tを全量供給しました。
今回発売した「直搾り 日本の農園から《熊本産あまくさ晩柑》」は、同JA管内で今年収穫した晩柑をまるごと使用し、あまくさ晩柑ならではのさわやかな香りと甘酸っぱさが楽しめる味わいに仕上がりました。
商品は、350ミリリットル153円(税込)で限定22,000ケース(1ケース350ミリリットル×24本)を酒屋、スーパー、コンビニエンスなどで全国販売されます。
詳しくはこちらをご覧下さい。
2016年5月24日
JA本渡五和女性部は5月24日、JA本店で部員やJA関係者ら90人が出席して第27回通常総会を開きました。16年度の事業計画として、①JA運営への女性参画の促進②組織の活性化③JAくらしの活動への取り組みに対する参画・支援を掲げました。
黒川女性部長は、「厳しい状況の中、皆で力をあわせて協同の輪を広げましょう。」とあいさつ。総会で、15年度事業報告や16年度事業計画など4議案を可決承認しました。
閉会後、天草広域連合中央消防署の福山皓也氏による「緊急時・災害時の対応」と題した研修を受け、災害に対する備えや災害に遭ったときの対策などについて学びました。
2016年5月20日
天草市の天草営農組合が、20日から大麦の収穫を始めました。栽培面積8.5haで収量25tを計画しています。
今期は、昨年12月中旬に播種。生育遅れを心配しましたが、春先に天候が回復したため生育が進みました。同組合は、昨年圃場の一部にフォアスを導入し、排水が改良されました。同組合の吉田勉組合長は、「昨年更に弾丸暗渠を施行し、排水が良くなり例年より出来がいい。昨年より収量、品質ともに期待できる。」と話しました。収穫した大麦は、同管内のライスセンターで乾燥調整し、農産物検査後に出荷。全量が、天草産大麦でつくられる麦焼酎「天草四郎」や味噌の原料となります。
2016年5月20日
楠浦営農組合は、5月20日から飼料稲の直播きを始めました。同営農組合は、2日間かけて組合員3人で、2.1ha(昨年対比119%)に飼料稲「タチアオバ」を播種しました。
同組合の鬼塚猛清さん(75)は、飼料稲の直播きについて、「6年前から直播きを始めたが昨年も順調に生育した。麦播種機の転用など試行錯誤の中、管理技術も上向き、播種前後で晴天がみこまれるため今年は作付面積を増やした。直播きは苗作りが省け、耕起も1回ですむなど経費を大幅削減できるので今後も積極的に拡大していきたい。」と話されました。同組合は飼料稲24haを作付けし、管内2件の畜産農家へ供給します。
2015年5月2日
JA 本渡五和果樹協議会柑橘部会は5月2日、温泉センターで部会員109人 をはじめ関係機関参加のもと通常総会を開きました。 山中隆幸部会長は、「今年は雪害を始め、TPP 問題などが続く中で熊本地震が 発生。大変な状況ですが、皆で力を合わせて高品質生産に取り組み、有利販売に つなげていきましょう。」と挨拶しました。 総会では、28年度事業計画として生産対策会議での生産から販売に関する基 本方針の実践に向かって会員一丸となって収益向上を目指すことを決めました。 重点事項として①環境に優しく安全・安心を重視した記録の実施②基本管理の 徹底による生産性の向上③優良品種系統への積極的更新と毎年年安定した収量 の確保④簡易ハウスなどを利用した気象環境に左右されない産地づくりを掲げ ました。 このほか、役員選出、収支予算、平成27年度事業経過報告および収支決算報 告などの5議案を承認可決しました。
2016年4月16日
JA本渡五和と本渡諏訪神社は4月16日、本渡町山口地区の神饌田で御田 植祭を開催しました。今年で23回目を迎えます。氏子やJA本渡五和、行政関 係者ら約60人が参列し、五穀豊穣を祈願しました。 神事の後、地元住民や農業関係者が見守る中で、かすりの着物に菅笠姿の早乙 女に扮したJA本渡五和職員8人と白装束に烏帽子姿の田男8人が、ひとつひ とつ丁寧にもち苗「峰の雪もち」を植えました。約10アールで作られたもち米 は、8月上旬の抜穂祭の後に宮中や伊勢神宮、諏訪大社、靖国神社へ献上されま す。 今年初めて太田主に選ばれた淀川洋一さんは、「県内は地震の被害で大変な状 況。お田植祭で秋の豊作とともに震災復興を祈願し頑張っていきたい。」と力強 く話されました。
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JA本渡五和より毎月発行のJA本渡五和だより「あさつゆ」のご紹介。
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